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11月の購入予定本
早いものでもう11月…。

今週から、↓で書いた「クレイジー~」キャスト変わってた…。
ずる~いっ。
過ぎたことはもうしょうがないから、次は何かいいこと
…SOI大阪プレオーダー当たってないかな…。
(しかしこれ、結果確認期間がまる一日も無いって凄すぎる。)

さて今月は、

11/09 光文社文庫 シクラメンと、見えない密室 柄刀一
11/10 文春文庫 猪苗代マジック 二階堂黎人
11/15 講談社文庫 ファンタズム 西澤保彦
11/15 講談社文庫 四季 春 森博嗣
11/15 講談社文庫 四季 夏 森博嗣

柄刀さんのは、確か西澤さんが絶賛していたと思う。
二階堂さんのは、サトル君シリーズで楽しみ。
森先生のは、これ以上深みにはまるのはやめておこうかと
思うけど、きっと読みます(笑)。


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# by atk-y | 2006-11-06 23:30 |
劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」@京都劇場
10月26日マチネに行ってまいりました。

え~~と、開幕当初のキャストで観たんったんですけど~、
だってCMだのポスターだのチラシだの…、
それで今までもさんざん外されてきたけれど、
いくらなんでも一週間くらいはね~~。

なんとか観るポイントを見つけようとがんばったけど、
初演から見続けているせいか、どうも「ここがもうちょっと…」
てかんじで。
先生は初演メンバーだったのですが、堂島の旧MBS劇場での
公演のあたりでもうすでに、アンサンブルに駄目出しがあったので
(曰く、フォーリーズの「誇り」が感じられない、
デッドロックの人たちにダンスを覚えた喜びが見えない、とか)
厳しいなぁと思ったけど、その先生が今のメンバーを見たら
なんて思うか…。
当時は、アンサンブルでも殆ど名前と顔が一致したし
それを考えに入れたとしても、
アンサンブル全員に名前のついたオイシイ作品なのに
キャラが全然立っていなかった…。
ムース、サム、ミンゴが埋もれちゃいかんと思う。
衣装で判別できるけど、初めて観た人には印象に残らなかったのでは。
個人的にテスが好きなんだけど、きれいだったけど
ちょっと弱かったのが残念。ダンスの表現も、演技も。
パッツィーのほうがガタイいいし…。
あぁあとラストで羽根マントを背負って威厳たっぷりに舞台を闊歩する
ミッツィーの存在感の薄さがなぁ~~。

作品自体はすごく好きなんだけど、もうあの初演の頃の
テンションは望めないのかな。かなり残念です。

楽しい話だけど時々妙に泣けるところがあって、
前回観たの福岡かな?あのときは、アイガット~で
うわ~んと来たんだけど、今回は何故かエベレットの
「ここでもう一度ショーが観たいんだよ」
にじわっとなりました。なんでかなぁ。歳のせいか(笑)。

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# by atk-y | 2006-10-29 16:34 | 舞台
ハンガリー国立歌劇場「トスカ」
フェスティバルホールでの公演に行ってまいりました。

普通、指揮者や出演者の交代というと、
何らかの理由が示されていたと思うのですが
(「体調不良により」とか、あ、演出上の意見の相違みたいなことも
あったな…数年前のロイヤルですが、主役ダンサーが降りてしまった)
今回は都合により、なんですよね。何なんだろう。
まぁいいや。
そんなこんなで初オペラです。
ので、良し悪しはまったく分かりません…。
席は、どうも周囲の年齢層が高い……。
バレエでは経験したことの無い、前のめりで観ている人がいて
(幸い少しずれた位置だったので視界は遮られなかったのですが
あれは係りの人に言えば注意してもらえるのかなぁ?
キャラメルや四季の公演では何かあれば対処してもらえるけど…)
あと、困るのがオペラ歌手より会場中に響く音でくしゃみをしたり
更には洟をかんだり…たのむよ~~。
チケット代をケチるとこうなるか。

さて、「トスカ」といえば武史くん。
(あるいはイリーナ。もしくは「動物のお医者さん」…)
モロゾフ作のあのプログラムはどの場面を使っているのかしらん?
(そんなことも知らんかったさ…アリアくらいしか…)

どうも後ろと隣はよくオペラを観ている人らしかったけど、
一幕が終わって、後ろのおっさんは「オケの音が大きすぎる」、
隣のおっさんは「よく鳴らしてるね」
――だそうで、結局は好みの問題か?
ワタシ的には、音量が足りないとイライラするので
(そのへんはライヴ慣れした耳なのかも?ま、うるさすぎるのは
考え物ですが、オケの大音量くらいどってことない)
歌い手に合わせてオケが控えると共倒れになるような気がする。
もっとしっかり歌わんかい!くらいでもいい(笑)。
二幕、三幕でトスカやカヴァラドッシのアリアの時は
特になんとも思わなかったしな~。

特に三幕は「星も光りぬ」のあたり、オケも共に歌ってるかんじで
引き込まれる演奏でした。

で、武史くんの滑った中盤以降のパートって最後の最後、
クライマックスの場面だったのですね~。
なるほどドラマティックなわけだ。

…とか堪能しつつ、例の「動物のお医者さん」のエピソードを
思い出したりして…間違った楽しみ方もしてしまいました。

ところで、字幕付きのオペラってみんな字幕見てるもんなんですかね?
両端にあるので、そっちを見てしまうと舞台が見えないし…
まぁストーリーが分かっているので、ここはこんな感じかなと
イメージしながら聴いていたのですが。
でも動きが多いわけじゃないので、飽きたらピットのほうを
観察したりして(笑)。
西本さんの振るバレエが観たいと思っていたのですが、
ふと「マノン」なんていいんじゃないかな~って。
オペラじゃなくてバレエのほう。
最後の沼地の場面なんて、とことん泥沼っていう情熱的な
演奏が聴けそう。
そんな、初オペラ体験でした。(なんか間違っているよな~?)

ちょっと追記。

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# by atk-y | 2006-10-23 00:19 | 舞台
キャンベル国際
とりあえずマリノスが勝って気分がいいので
久しぶりに更新…(意味無し。まぁ、勝ったはいいけど
このままでいいのか?という気はする)

J SPORTS PLUSは契約していないので、
某民放の放送を観ただけですが、いきなりリポーター・武史くん!
ふぉっっとか叫んでしまった…。
日米対抗戦、とか勝手に呼んでたので他局といい勝負してるかと
思ったら、(そりゃシングルはそうだけどペア・ダンスは違うし
無視するんかいって。)
放送は、案の定余計なものも多かったけど
(ニュース映像と同じVTRとか、意味の無い演技時間の表示とか
次は○○、というテロップとか、的外れのキャッチフレーズとか)
このオープニングはgood jobでした。

さてまた例によって感想。しかも順不同で覚えてる範囲。

・ジョニー
アニシナさんとの初コラボ、どうなることかと思ったけど
このSPはなかなかいいかんじなのではないかな?
衣装もシンプルで分かりやすいし。
体調悪かったそうだけど、とりあえずノーミスで
ほんとSPには強いな~。
とりあえず、「王子様」というキャッチは
彼の本質をとらえていないと断言しておこう。
(ジェフのイメージでは「情熱的」だそうで、さすが。
悔しかったら泣くし、嬉しいときは跳びはねて喜ぶ人だもんね)
ちなみに、曲名として紹介された「king of chess」はタイトルではなく
演技のテーマなのであります。

・中庭くん
アランフェスは武史くん後、成功した選手はいないような気がする。
表現しきるにはSPでは短すぎる、演じきるにはLPは長すぎる。
(で、結局19才で前編スローを滑った武史くんはやはり非凡だと、
創ったローリーもすごいけど)

・高橋くん
ブーツを替えたばかりだそうで、もしかしたらフィットするまで
時間かかるかも。
この時期だからコンディションやジャンプのミスは
大きな問題ではないけれど、相変わらずミスを連発してしまうのはな~。
とりあえず、少しマシになったものの、
もうちょっとこぎれいにしてくれないものでしょうか。

・織田くん
衣装が華やかなのはいいけど、グリーン系かブルー系のがいいような。
トリプルアクセル入る前の、ちょっとプリエするような
余計な動作がずっと気になるんだけど、もう直らないだろうな…。

・舞ちゃん
ショーの感想のブログなどで今季の舞ちゃんはいい!という話を
目にしていたので楽しみにしていました。
今まで、まったりした演技が和めて好きだったのですが、
これでストロークに力強さが出たらなーと思っていたので、
TVで見た限りではその点が良い方向に進歩しているなと感激。
本人もやる気になっているようだし、もともとジュニアワールド
2季連続4位の実績があるのだから
その気になってくれさえすれば…。
演技内容については、コンビネーションが一度しか入れられなかったので
確実性を考えると最初のほうのジャンプをコンボにしたほうが
いいのでは?真央ちゃんは後半に入れて点を稼いでいるけれど、
舞ちゃんは性格的に(?たぶん)先に入れたほうが、
後半のびのびと演技できそうな気がするのです。
曲は、当初「黒鳥」とのことでしたが「白鳥」のアダージオになりまして、
黒鳥、好きだから観たかったけどこれはこれでいいか。
最後のほう、曲がもうちょっと残ってるのに時間が足りないから
無理やり終わらせました、みたいなかんじになっていたので
もうちょっとエレガントな編集をしてくれたらいいのに…ローリー…。
SPはモロゾフ作で、これも評判いいようなので、早く観たいものです。
あの局だけど………。

・エミリー
太ってなかった!
――彼女のほかにも、ジャンプのテイクオフで失敗するケースが
目立ったのが気になったのですが、シーズン初めで
曲とのタイミングが合っていないのか、氷に問題でもあったんですかね。

・みきちゃん
ちょっと力任せにやってる感があるので、LPになると
体力がもつか心配ですが、以前指摘したスケートへの取り組み方とか
改善されていることが演技からはうかがえるような気がします。
髪型とかもね。
ま、「シェエラザード」はどうしてもみどりちゃんを思い出すなぁ…。

・サーシャ
武史くんはいいように言ってあげていたけれど、
オリンピックの演技と比べると4割くらいの気合?
当分試合では滑らないそうだから、練習内容なども他の選手とは
違うわな~。

・真央ちゃん
チャールダッシュだけど、滑りの質やステップなどは合っていると
思うけど、解説でゆかちゃんも指摘していたように
バランスを失いやすい時期なので、スピンが早く回れないと
合わなくなってしまうのが考えものです。
まぁ、みどりちゃんのおさがりの衣装を着て、ジャンプが決まれば
にこにこして演技していた時期は過ぎたということですね。
年齢的にも、まだまだ表現面では向上できる余地があるので
そのへんは心配していません。
しかし、あのステップからトリプルアクセルってすごいな。

・キミー
シーズン初めにも関わらず、果敢に3-3に挑戦、
だけどやはり回転不足っぽい~。
演技は、あまり印象に残ってないけど、ちょっと大人っぽくなったかな?

こんなかんじの、昨季は武史くんが優勝したキャンベルでした。

来週からは、いよいよGPSが始まりますね~!
放送するのがあの局なのがなんとも心配ではありますが、
スタジオ映像などは自分で編集するとして、
あとは演技中に極力喋らないでほしい!
TBSの放送は、民放の中では比較的耐えられる範囲ではありました…
(しかしなんでファンが放送の心配をせなあかんのだ。)

TV的に「押し」だったみきちゃんや真央ちゃんより、
舞ちゃんのスペースが際立って多い感想文ですが、
ここは「隠れ舞ちゃん応援ブログ」なので、これでいいんです(笑)。
# by atk-y | 2006-10-22 01:41 | スケート
チケットが来た
キャラメル神戸公演と、先日申し込んだ「トスカ」のチケットが
相次いで届きました。
キャラメルはひとつは2階、楽は一番うしろ。
だけどまぁ、2階席は結構お気に入りだし、後ろのも真ん中なので
いいかなっと。
新神戸オリエンタルは、真ん中優先って決めてるので(笑
…というのも、両サイドだと反響して台詞が聞き取りにくいのです)

フェスのC券は、一番端のほうの席かな~と覚悟していたのですが
もうちょっと真ん中寄りで、まぁこんなもんかと。
何着ていけばいいんだろう?
バレエの公演のときみたいなかんじでいいかなと思いつつ、
結構バレエは若い人も多くて構えずに済むんだけど、
「ジーズニ」の時にこれはちょっと違うぞーと感じたので
ココロしてかからねばならないのかな。
ここんとこ通勤着(=仕事着)は「ラクなこと」が第一義なので、
たまにはお出かけ用の服も買わねば…。

ところで、全然違う話だけど、吉田都さんの結婚した相手の人って
サッカー選手の代理人なんですねーー。
海外で活動してる日本人の代理人なんて数が知れてるはず。
だ、誰や~~。
(でも正直、魑魅魍魎がうようよしてるヨーロッパのサッカー界を
渡り歩いてる代理人ってみんな怪しいに決まってる…というのは
偏見ですが、一筋縄ではいかない人種に違いない。
ま、都さんが幸せになってくれたらそれでいいんだけど。)
# by atk-y | 2006-10-15 23:43 | 舞台
芸術の秋になりそうだ
行く予定はなかったのですが、
22日のハンガリー国立歌劇場「トスカ」の公演、
指揮者変更となったそうで…。
いや~急だし、チケット代は安くないし、、、、、
でも、いつかは観たいと思ったオペラだ、
いつかは聴いてみたいと思った西本さん指揮のオペラだ、
それも武史くんが滑った「トスカ」だ、
しかも予定の無い日曜日だ!
(まぁその週コンサート2本と「クレイジー」行くんだけど)
マイナスポイントといえば「チケット代」くらいじゃないか、
それだったら12月の第九と西宮のジルベスターコンサートを
諦めたら済むことではないか。
というわけで…
それでもやっぱり節約モード、C券を買いました。
どうなる、初オペラ鑑賞!?
(だって「武史くん」じゃなかったらトスカって、「動物のお医者さん」で
出てきたエピソードのイメージが…
いや、勿論ちゃんとしたストーリーは知ってるけどっっ。)
# by atk-y | 2006-10-09 23:46 | 音楽
劇団四季「鹿鳴館」@京都劇場
「鹿鳴館」京都公演千秋楽に行ってまいりました。
京都劇場は1年半くらい前のBB以来…
大阪から新快速で30分弱。早いもんです。
もしかしたら、新神戸オリエンタルより近いんじゃ。
平日は無理ですが…。

さて「鹿鳴館」です。私は三島作品には滅法暗くて、
本も読んだことないのでどうなることか?と。
(唯一観た関連作品は、ベジャールの「M」かな。あれ、実は好きでした)

ここ数年の四季は、劇場が増えた分
戦力の分散が気になることが多々あったのですが、
ことストレートプレイに関してはさすがに
精鋭を取り揃えて(?)いるわけでして、
その点を考えると最も「劇団四季」を堪能できるのは
ストレートプレイであるのではないかと思うのです。

幕が上がってすぐ、三島作品に対する先入観も吹き飛んで
ごく普通の台詞劇として物語に引き込まれました。

とにかく素晴らしかった…!

舞台美術も衣装も、美しい言葉も、鹿鳴館の時代を
感じることができて、これが「舞台」の良さなんだなー。

敢えて原作にも内容にもあたらなかったせいで、
いったいこの先どうなるんだろう?というドキドキ感が味わえたのも
よかったかな?
今はキャラメルか四季くらいしか観ていないけれど、
まずキャラメルではお目にかかれない長台詞の応酬を堪能できて
満足です。



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# by atk-y | 2006-10-09 23:27 | 舞台
10月の購入予定本
今週は風邪で3日も寝込んでしまった…
うち、欠勤2日。これをどこかで穴埋め(公休日振替出勤)するか、
有休を使うか…。悩みどころだ。たぶん後者を選択するだろう。

てことで、今月の文庫本は――。

10/6 文春文庫 手紙 東野圭吾 (これは買わないような気がする)
10/12 光文社文庫 時の鐘を君と鳴らそう 柴田よしき
10/18 集英社文庫 レインレイン・ボウ 加納朋子
10/25 角川文庫 世界の終わり、あるいは始まり 歌野晶午
10/25 角川文庫 聖なる黒夜(上)(下) 柴田よしき

こんなかんじで。

あと、

10/13 講談社 のだめカンタービレ 16 二ノ宮 知子

もうマングース関係商品付きは買わないぞっと。
# by atk-y | 2006-10-07 23:57 |
9月ももう終わり
マリノスが負けてガッカリしたままスーパーにお買い物に出かけると、
何故か店内では「六甲おろし」がエンドレスで流れていてウンザリ…。
昨季、G大阪が優勝しやがって何かが変わるかと思ったけど
何も変わらん…。
ダービーだって話題にも上らないし。

・さて、ガッカリの元凶・ロスタイム失点なわけですが、
ここまで監督交代というショック療法で白星先行の
形はとりあえず保っているものの、
先行きは正直言って不安です…・
フロントは、来季の監督についてきちんと考えているのかな?
プロなんだから当然でしょう、と思いたいところですが、
時々え?ってことがあるので(汗)。
それにしても能活~!なんでこの試合で活躍するんだよっ(笑)!
この試合だからこそがんばっちゃったのは分かるけど~。

・「フラガール」が気になる。
観に行きたいと思ってしまうほど。
じゃ、行けばいいんだけど、知ってる場所で上映していない…
もともと、映画はニガテで、全然行ってなくて、
今の時代チケットの買い方もわからん。
致命的なのは、映画好きな人ならきっと
大きいスクリーンで観る!というのがダメなんだからどうしようもない。
疲れるのです…。
なんでだろう。体質かな。(?)

・さて、今月は何もイベントが無かったけど、
10月は舞台などいくつか。
芸術の秋を楽しむべし!
# by atk-y | 2006-09-30 23:58 | そのほか
映画版「オペラ座の怪人」
公開時、観に行こうかな~とも思ったのですが
ネットで観た人の感想をいくつか当たってみたところ、
日本語字幕の破壊力が凄まじいことを知りまして
「まぁDVDででも…」と思っていた次第です。
が、それでも結局トンデモ訳はそう変わっていなかったようで、
なんとなく忘れていたところへ、gyaoで今月いっぱい
観られるということで、今日になってやっと観ました!

基本的に、この作品は昔映画化されたものはありますが
ロイド=ウェバー卿による「オペラ座の怪人」といえば
はじめに舞台ありき、というわけで
私も舞台が大好きだった(なぜか過去形)ので
どうしても舞台と比較してしまいます。

全体的な印象としては、「説明」が多いかな~。
オープニングや、エンディングなど。
あと、「エビータ」の時も感じたのですが、
映画版では舞台より転換が冗長に感じてしまうところがあり、
(映画なら様々な技術を用いてなんとでもできそうなのに)
間延びというか観ていて集中力を欠いてしまうこともありました。
オーヴァーチュアのところなど、
舞台はシャンデリアとドレープの昇降だけで時代が遡ることを表現し、
曲が終わると同時に「ハンニバル」リハーサルのカルロッタの歌に入り
作品世界にのめりこむことができたのですが…
(あの演出はもう圧巻というしかないでしょう)
で、その場面だけでちょっと興ざめしてしまったのが最後まで響いたというか。

衣装も白が目立ってなんだか重厚さが無くて、
(「ハンニバル」や「マスカレード」など…)
振り付けも全然よくなかった~!これは残念。
「ハンニバル」のところなんて、最後グランバットマン連発なんて、
そりゃカルロッタも怒るわ。
「エンジェル・オブ・ミュージック」のバレエレッスンシーンが
無かったのも残念。
特に「マスカレード」は、衣装といい振り付けといい、
舞台ではいろいろな出来事を暗示している
大切な場面だったのに、映画では普通の仮面舞踏会風
…って、まぁ普通の仮面舞踏会だったはずだからコレだけ見れば
悪くは無いんだけど、あとで振り返れば作品の深みを感じる場面だけに
物足りなく思いました。

――で、なんだかんだで途中からだんだん興味がそれていって、
問題の訳詞ばっかり気になっちゃってねぇ(笑)、
そういうものをまとめてるサイトとかで予備知識は入れてあったから
衝撃もそこそこで済んだけど、それでもやっぱりひっかかるのが

不用意なカタカナ語の多様――
「ゴースト」とか
ピアンジが新支配人たちに「アマチュア」とか
「スクラップ・メタル」とか(←そのままかい!)
メグがクリスティーヌに「パーフェクト」とか(これもそのまま)
ミュージック・オブ・ザ・ナイトで
「ダークサイド」とか(別の映画?)「夜のパワー」だか「音楽のパワー」
極めつけは
「ミュージックオブザ…

…ナイト!」
(ってもうやめて~!なんで「!」がっ!
ただの聞いたままのカタカナを文字にしなくていいですから~!)

などなどここまででもう抱腹絶倒だったんですけど、
これは更にこのあとアレだ!って逆にワクワクしたりして。
(お~い作品の感想は?)

DVD化の際、いくつか訳詞の変更もあったようなんですが、
gyaoで流していたものは上映時のものだったようで、
ポイント・オブ・ノーリターンのところで
「情熱のプレイ」
出たな!ってかんじで、驚いた本当にそう書いてるよ…。
オリジナル歌詞の「passion-play」というのは「受難劇」という意味なのだそうで、
(だからメル・ギブソンのは「passion」なのかと気付いた次第)
この場面に限らず、この作品はいろんな解釈が可能なように
作られているというか、奥が深いというか、単純にひとつの言葉で
済ませることのできないフレーズがたくさんあると思うので、
なんだか下世話に「passionのplay」と直訳されたのは残念です~。
まぁ確かに官能的な場面ではありますけれど、
ちなみに四季版では「ふたりきりの~ものがたりが~はじまる~」
とされていて、遠回しに、その分味があるというものではありませんか。

基本的に、この作品は非常に格調高いものであるということを、
外してほしくないですね。

クライマックスの三重唱では、ポイントを外してしまってるなーと…
初めて見た人には伝わらないのではないでしょうか。
字数の制約がある、というのが逃げ道になっているみたいですが、
上記のカタカナはむしろ余分に使ってるし、
ミュージカルの日本語訳では音数とイントネーションという
より厳しい制限があるのに、
最近あらら?と思うことはあるにせよ、「オペラ座の怪人」に関しては
四季版はいい仕事したと思います。

さて一番の問題は、最後の
you are not alone
でしょう。映画で「あなたに惹かれていたことを!」とされていて
物議をかもしていた(?)部分。
もうちょっと前からいくと、
Pitiful creature of darkness.
What Kind of life have you known?
God give me courage to show you
You are not alone
と、これはこの作品の中で一番重要なフレーズだと思います、
慎重に訳して欲しかったんですけど
↑で極端な直訳を披露しておきながらなんでここはこうも意訳なの?
このあたりの解釈は見た人の心ひとつ、みたいなもんで
クリスティーヌの気持ちを限定する訳はまずいでしょう~。
「あなたに惹かれていた」ではあまりにも軽い。
物語の最後で、「音楽の天使」に憧れていた少女から
母のような愛を示すまでに成長した場面で、
それを受け入れたからこそファントムは
脅迫しておきながら2人を返して自分は姿を消す決意をしたはずなのに
なんだかな~~ってかんじです。
DVDでは、「あなたは孤独じゃない」ようなかんじに変えられていたそうですが。
ちなみに四季版では「いまみせてあげる わたしのこころ」
孤独じゃない、ではメロディに乗らないからここは苦心されたと思いますが
そういえば赤坂の時には何故か「女の心」になっていて
頭まっしろになったことがありましたっけ。なんで変わったんだろう?
あの時のトラウマで(?)以降、観ていない…のかも…
(今は戻っているそうです)

それから演技の点では、最後のファントムの歌
you alone can make my song take flight
のところが呟くように歌っていたのがちょっとな~。
初演版マイケル・クロフォードの「ゆ~あろ~~ん」て叫びがせつなくて
よかったのに。
1幕の「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」と同じ歌詞の部分との対比がね~。
だいたい、ファントムかっこよすぎ。もっと惨めで哀れじゃないと(笑)。
なんか自信満々で、コンプレックスなさそうだった。

まぁ、結局はロイド=ウエバー卿の道楽なのかも…。
できれば、またああいうミュージカルの大作を生んで欲しいものですが、
他のプロジェクトもそんなに出ていないし、
つまり、やっぱり舞台版「オペラ座の怪人」は凄いんだぞ、ってことで。 
# by atk-y | 2006-09-25 18:47 | そのほか
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